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東京湾周辺のさまざまな観光スポットを取材しました。

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このコーナーは、毎月1回、東京湾周辺のさまざまな観光スポットをご紹介します。
近いけれどもよく知られていない東京湾の魅力を、あなたも再発見してみてはいかがでしょうか?
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真鶴
文章・撮影 藤川 由美
(このページの記事は、2006年12月に取材・掲載されたものです。)
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― 真鶴半島の旬の魚を味わい尽くす!「しょうとく丸」

「忙しい時の方が顔が輝くみたい。お客さんといろいろお話するのが楽しいのよ」と笑う、女将の青木優子さん
 日本におけるダイビングポイント発祥の地であり、磯遊びのスポットとして人気の真鶴半島・琴が浜。美しい海を目の前に獲れたての地魚が味わえるのが「しょうとく丸」。土日のお昼時は、順番待ちのお客さんで大賑い。魚にうるさいグルメが集まるお店です。


目の前に広がる琴が浜。釣りや磯遊びの人気スポットだ
 大きな看板の下には、するめ、まだい、ほうぼう、いさきなど、本日のお魚≠フ木札がずらり。「しょうとく丸」という名前から、もとは網元さん?と思いきや……。

 「岩場から切り出した石を船で運ぶ回漕業をやっていたんですよ。 石を採り尽くしてしまったので、40年位前にレジャー客向けに駐車場と休憩処を作って、オニギリなどを出すようになったのが始まり。今でいうドライブインってところかしらね」というのが名物女将の青木優子さん。真鶴産の石は江戸城や品川の砲台などに使われていたのだとか。


プリプリで肉厚のお刺身が日替わりで5種類。小さな経木に魚の名前が書かれ、何の刺身かわかるのが嬉しい(しょうとく丸定食)
 真鶴港で水揚げされた地魚にこだわり、ウニやまぐろなど、近海で獲れない魚介類は扱わないのが「しょうとく丸」のポリシー。加えて、骨が多いトビウオや名前も無いような小さな魚でも  、味がよければ迷わず仕入れるのだそう。


秘伝のタレが自慢の「真鯛のかぶと煮」(1000円)。これを目当てに来る人も多い
 「捌くのが大変なので、うちの板前はいつも泣いてますよ(笑)。でも、そういう細かい魚が美味しいの。せっかく真鶴まで来てくれたお客さんに喜んでもらいたいじゃない」

 一人で訪れても豪華な気分が味わえるのが、一番人気の「しょうとく丸定食」(2650円)。めあじの活き造りをはじめ、いさきやいなだなど、5種類の地魚のお刺身が丸い木桶に盛り合わされ、ボリューム満点。さざえのつぼ焼きに自家製のイカの塩辛、小鉢、ご飯、お味噌汁がついて、魚の美味しさをたっぷり堪能できます。


美しい海を眺めながら、食事が楽しめる。宿泊も可能だ(1泊朝食付5600円〜)
 「天気がよければ海の向こうに小田原城も見えますよ。時間制限はないので、景色を楽しみながら、ゆっくり召し上がってくださいね」

 新鮮な地魚がリーズナブルな値段でお腹いっぱい楽しめる「しょうとく丸」。一度訪れたら、誰かにきっと教えたくなるとっておきのお店です。
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しょうとく丸
しょうとく丸
住所:神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1162−1
TEL:0465−68−1611
営業時間:11:30〜18:30LO
※宿泊も可。1泊朝食付き5600円(税込)
定休日:無休
駐車場:60台
URL:http://shoutoku.jp/top.html
─ 真鶴一の眺望が楽しめる「地中海市場 ティキ」

窓の外に広がる真鶴港の景色。まるで一枚の絵のようだ
 真鶴駅からバス通りを岬方面へ向い、1つ目の信号を右折。なだらかな坂道を上がっていくと左手に見えてくるのが「地中海市場 ティキ」。南欧風の白い建物の壁を登るサンタクロースが目印です。


「私のオススメは自家製ピザ。何でも美味しいですよ!」というスタッフの鶴田亜矢さん
 和食処の多い真鶴において、本格的な洋食が楽しめるのがここ。その上、真鶴港を一望できる絶好のロケーションとあって、週末のランチは観光客で大賑わい。デートスポットとしても人気です。

 「相模湾の旬の魚介類をたっぷり使った地中海料理。素材の味を生かしたナチュラルテイストを心がけています」という店長の平井和幸さん。差し出されたメニューには、「真鶴港の鮮魚のカルパッチョ」「朝獲れ魚のポワレ和風仕立て」など、創造力をかき立てるものばかり。


海の幸がたっぷり楽しめる「パエリア」と 「イギリスパンの器入り海老グラタン」
 イチオシは彩り豊かな「パエリア」(2800円・2人前)。大きな海老、殻付きのムール貝にホタテ貝、蟹、いか、あさりなどの海の幸が山盛りで、下のサフランライスはまったく見えず(笑)。「イギリスパンの器入り海老グラタン」(950円)もプリプリした小海老がたっぷりで、見た目以上のボリュームです。


日曜・祭日限定の「ランチコース」。コストパフォーマンスの高さはピカイチだ
 日曜・祭日限定の「ランチコース」(2000円)は、前菜、メイン、季節のスープ、サラダ、パン、デザート、コーヒーがセット。この日のメイン黒ムツの香草焼き≠ヘ、火の通し加減も絶妙で、素材の良さが一皿に凝縮された逸品。このお値段でこの内容、本当に大丈夫なのでしょうか!?


日が暮れると店内の雰囲気も一変。ロマンチックなムードが漂う
 「全然大丈夫じゃないですよ(笑)。でも、真鶴の魅力は何と言っても新鮮な海の幸。真鶴港の景色を楽しみながら、ゆっくり召し上がってください」

 南欧の小さな漁村を思わせる、穏かで美しい風景が窓いっぱいに広がる「地中海市場 ティキ」。新鮮な魚介類をお腹いっぱい食べる幸せを体験してみませんか。
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地中海市場 ティキ 地中海市場 ティキ
住所:神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴786−1
TEL:0465−68−5205
営業時間:11:30〜22:00
定休日:木曜日(祝日は営業)
駐車場:7台
URL:http://www.manazuru.net/insyoku/tiki/tiki.htm
─ 目印は赤い七輪。自家製の干物が大人気の「金川水産」

国産にこだわる自家製の干物。あじは5枚1000円、バラ売りもあり
 真鶴港のすぐ目の前、源頼朝が隠れたという史跡「しとどの窟」の並びにある「金川水産」。自家製の干物を求めて、地元の人はもちろん、全国からリピーターが押し寄せる人気のお店です。


「真鶴の魚の美味しさには胸を張れるね」 という金川和子さん(左)と坂口ケイコさん
 「店を始めたのは、東京オリンピックがあった昭和39年から。店といっても最初はバラックだったのよ」という奥さん≠フ金川和子さん。40年以上働いているというベテランスタッフの坂口ケイコさんとともに、きびきび動き回る姿が何ともステキ。

 「うちの自慢は真鶴港で揚がった地魚を、この場所で干物にしていること。キンメダイなどは伊豆から仕入れているけど、あくまで国産にこだわってるの」という金川さん。アジだけでも毎日、3、40キロ仕入れており、1日ざっと4、500枚は捌くのだとか。


ずらりと並んだ試食用の干物。あまりの気前の良さにびっくり!
 びっくりするのが、試食の種類の多いこと。アジはもちろん、さわらみりん、かます、ひこいわし、いぼ鯛など、7、8種類の干物が並び、お客さんは好きなものを勝手に焼いて食べることが出来るのです。


大人気の自家製イカの塩辛(700円)
 塩辛の試食もあり、あとはお酒さえあればここで宴会が出来てしまうかも!?

 「先代のモットーが試食はチビチビするな!≠セったので、昔からこのスタイル。赤い七輪を囲んで、お客さん同志がここで友達になったりね。うるさいことを言うとお客さんは来ないし、真鶴の人はプライドが高いからしつこくしないのよ」とカラカラ笑う金川さん。

 「親子四代で買いに来てくれるおなじみさんがいたり、リピーターの方がとっても多いの。全国発送も出来るけど、まずはお店でいろいろな味を試してくださいな」


何でも自由に焼かせてくれる“放任主義”。赤い七輪 を囲んで、お客さん同士の会話も自然と盛り上がる
 名物の赤い七輪を囲んで、いつも笑い声が絶えない「金川水産」。美味しい干物をつつき合いながら、楽しい井戸端会議の輪に参加してみませんか。

 
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金川水産 金川水産
住所:神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴947
TEL:045−623−5959
営業時間: 9:00〜17:00
(季節、曜日により〜18:00)
定休日: 年中無休
駐車場:10台
URL:http://www.manazuru.net/kanekawa/
(このページの記事は、2006年12月に取材・掲載されたものです。)
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